高意匠サイディング外壁用クリアー塗装
写真左のクリアー塗装
写真右の単色塗装
どちらの塗替えがいいですか!?
10年以上前より、写真のような外壁の表面が何色かに色分けされている高意匠サイディング外壁が多くなっています。
上記のようなタイル調模様の場合は表面(茶色)と目地(グレー色)とで段差がありますので塗替え時にも同じような模様を再現することはできますが、2色の塗り分けになるため、1色で塗るよりも塗装する回数・作業手間が多くなるため、単色塗装に比べると、高くなってしまいます。
この写真のように表面が何色にも色分けされている場合は、塗替えにより、このような模様を再現することはできません。
ではどうすれば良いのでしょうか?
現状の風合いを保つ塗料があります。
それがクリアー塗装です。
クリアー塗装車やフローリングにかけるワックスのように外壁の表面に透明な膜を作り外壁を守ってくれます。
ツヤがありますのでワックスをかけたときのようにピカピカになります。
しかし一つ問題があります。
それは外壁表面がチョーキング(塗料が劣化し粉のようになる)現象で劣化するまえに塗装しなければ高意匠外壁の風合いを保つことができません。
また、着色しないため、この写真のように外壁を固定している釘頭の塗装が変色していたり、キズ・欠けなどで外壁の色がなくなっている箇所はそのまま跡が残ってしまいます。
クリアー塗装を行う目安写真のように新築当時のツヤがなくなってきたら塗替えのサインです。
新築時の外壁の塗装がシリコン塗装の場合は約10年以内が施工の限度です。
チョーキング現象がひどくなってからクリアー塗装をした場合色・ツヤがムラになったり、チョーキング現象が止まらずにクリアー塗膜が真っ白になる白化現象を起こす恐れがあります。
また、クリアー塗装の特徴として、紫外線を遮る成分が入っていることも重要です。
一部のメーカーのクリアー塗料にはその成分が入っていないタイプがあるようです。
そのような塗料でクリアー塗装をした場合は5年も持たずに白化現象が出てしまいますので、塗料選びはとても重要です。
もちろんSP無機クリアー塗装は紫外線カットの成分が入っておりますので長期保証ができます。
築10年以内にクリアー塗装をするか!?
築10年以上経過してから単色塗装をするか!?
それを選ぶのはお客様自身です!!
クリアー塗装選びの注意点クリアー塗装にもシリコン・フッ素・無機というグレードがありますが、単色塗装に比べて塗替え周期が短くなります。
クリアー塗装をしたらそのクリア塗装が劣化する前にまたクリアー塗装をしなければ、高意匠サイディング独自の風合いを保つことができません。
- シリコンクリアー塗装で7~8年
- フッ素クリアー塗装で10~12年
- 無機クリアー塗装で17~20年
くらいで次の塗替えをしなければなりません。
SP無機塗料なら他社シリコンクリアー塗装価格にちょっとのプラスで2倍以上長持ちします。
コーキングにクリアー塗装ができるのはSP無機塗料だけ他社のクリアー塗料ではコーキングの上に塗装ができませんので、せっかくコーキングの打ち直しをしても10年後にはまたコーキングが劣化してしまいます。
しかしSP無機塗料はコーキングの上にも塗装ができますので、外壁もコーキングも長持ちさせることができます。
安心の10年保証築10年以内にSP無機クリアー塗装をされた場合、塗膜10年保証がつきますので安心です!!